トイレの節水―その節水方法、間違っていませんか?
トイレの水を一回流すために必要な水の量をご存知でしょうか。
一般的なトイレですと1回分は大体10L以上のものが多いです。
また、少し古いトイレになりますと20L近くの水を
必要とするものもあります。
そのためご家庭で必要とするお水の約20~30%は
トイレで流す水で占めているといわれます。
以上のことからトイレの節水をご検討している方、
または実践している方は多いと思います。
そんな中でよく耳にする節水方法に
“タンク内にペットボトルやレンガをいれて水の量を減らす”
というものがあります。
実践している、していたという方も多いのではないでしょうか?
実はこの節水方法は間違ったもので
トラブルを起こす原因にもなる危険な方法です。
↓間違った節水方法で起こるトラブル↓
・つまり
・水が止まらなくなる
・動作不良
タンク内の水はそのトイレに必要なだけの量を溜めており、
勝手に水の量を減らしてしまうとつまりを引き起こす可能性があります。
見た目では流れているように見えていても、
奥の配管まで水流が届かずつまってしまう事がよくあります。
また、タンクの中に異物を入れることで
タンク内の部品やチェーンに接触して動作不良を起こす事があります。
もしトイレの節水を始めようをお考えであれば、
水を流す時に「大」「小」を使い分けたり
節水用のトイレへの変更をご検討ください。
節水トイレは水の量が少なくても差し支えないように
設計されていますので安心して節水ができます。